未成年の援助交際をなくすために
現代の日本は本当に豊かになりました。世界中の美味しいものが街にあふれ、高級ブランドや贅沢な品がどんどん売れる国です。
不況とはいっても私たちの暮らしぶりが豊かであることは間違いありません。しかし本当にこれでいいのでしょうか。未成年者が援助交際をしてしまう背景には、あまりにも物質的になってしまった社会が大きく影響しています。お金さえあれば何でも買えるし、贅沢ができる。それこそが一番大切なことだという「社会」の犠牲者が、援助交際をする未成年者なのです。
そして援助交際をする大人というのは、まぎれもなく犯罪者です。大人としての尊厳もなくただ欲望のままに生きている哀れな存在です。そのような社会をどうやって変えていくのか、大人の私たちは真剣に考えなければいけません。
自分を大切にすることの大切さを教えるべき
援助交際というと、テレビで観たような感じで中年男性が高校生をお金で買ってつき合ってもらうというようなことくらいしか思い浮かびません。
身近である方がおかしいのですが、中年男性が10代の女性をお金で買って行為をすることは、道徳に反する最低な行為だと思います。果たしてなぜ、男性は女性を買うのか、なぜ若い女性ではないといけないのか、納得いきません。
経済力もなく、社会のことも男のことも良く知らない10代の女の子だからいいのかもしれませんが、そんなことする男性は許せません。男性だけでなく、援助交際に走った女の子も、もっと自分を大事にしてほしいと思います。
体を許せばお金が手に入って自分の欲しい物が手に入ると思っているのかもしれませんが、確実にそれよりもっと大事な物を失うと思います。