援助交際をする女性たちの現状
援助交際がテレビなどのメディアで取り上げられることは減ってきたように思います。しかし、実はメディアで取り上げられていないだけであって、今でも若い女性を中心として、援助交際は行われています。
ではなぜ若い女性たちは援助交際をするのでしょうか。当然ですが、それは経済的な問題が大きいです。もちろん、興味本位だったり、心が寂しかったり、なにかしらの精神的な問題を抱えていたり、ということもあります。しかし、そのほとんどは、お金が理由なのです。
若い女性が、自らの大切な（自身で大切と思っているかどうかはわかりませんが）体を売ってまでも得たいもの、それはやはりお金なのです。
普通のアルバイトでは、時給数百円。一日中バイトしても、数千円がやっとで1万円まで届かないでしょう。しかし、援交をすれば、たったの2時間くらいで2~3万円もらえるのです。頑張れば、1日で10万円くらいもらえるかもしれません。援交でもらえるお金は、普通のアルバイトと比べられないほどなのです。
当然だけど、援交のリスクは大きい
しかし、もらえる金額は数倍かもしれませんが、そのリスクは数十倍、数百倍あるかもしれません。リスクだけでなく、数年後、数十年後に来る後悔もすごいのかもしれません。
援助交際は、当然ですが、病気や妊娠というリスクがあります。それくらいならまだいいかもしれません。ビデオをとられてそれを元に脅迫されたり、暴力を振るわれたり、ストーカー被害に遭ったり。ありとあらゆる、数多くのリスクがあるのです。見知らぬ男性と会い、密室で数時間過ごすのですから当たり前です。
どんな男性が来るかもわかりません。もしかしたら変態や暴力団員かもしれません。しかしそれでも、お金のために様々なリスクを負いながら、援交をしている女性たちが数多くいるのです。
